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からっぽ… て思いながら帰り道一人歩く。からっぽ。 小学校の前では少年(少女?)野球が終わったのか、ユニフォーム姿の小さい兄弟が、『ままー』って言いながらチャリこいで迎えにきた母親に向かって叫んでた。なんか懐かしい風景、って思ったけど一つ違和感を感じて なんだろ、て思って考えてみて分かったのは、母親が携帯をいじってて、画面見ながら『はーい』ってめんどくさそうに返事してたとこ。昔の私の記憶の中の昔の景色に携帯電話はない。当たり前だけど。
からっぽ。 お腹が痛かった。 あたしはからっぽ。 なにがなんだかわからなくなる。孤独には強いけどすぐちょっとしたことで孤独感が襲ってきてそれは2、3日はきえない。ちょっとやそっとじゃ消えない。側に誰か居てくれたって、誰かと喋ったって仲いい子と居たって彼氏が抱きしめてくれたって消えない消えない消えない消えないきえなきえな消えないキエナキネアキエなきえないきえない。
おなか空いた気がして食べ始めたらもっともっと食べなくちゃって思ってタベテタベテ食べて食べて食べて気持ち悪くなってもう食べれない けど食べてたい。大家さんの怒鳴り声は毎日外から聞こえる。前住んでた人宛の重要そうな封筒がポストに入ってた。
いいポートフォリオ作らなくちゃ。
頭痛い。薬飲まなきゃ。眠い。寝そう。そして夜中起きそう。明日ぐったりしてそう。でも授業でなくちゃ。授業授業勉強勉強勉強勉強勉強

ねむい