回復
落ち着く体勢を発見。楽になった。
本当は今日も彼氏がくるはずだった。
彼氏は友達みたいな存在。親友。
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読んでみた。
その人事の人の表現の豊かさに惹かれた。
読んでみたら本当にそんな感じだった。
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眠くて読んでても、まだ読みたくてずっと読んじゃって逆に目が冴えて眠れなくなっちゃう感じ。
主人公の考えの深さには脱帽。
ていうかこの主人公の考えてることは普段作者が考えてることなんじゃないかな。
私は考えるのめんどくさくなっちゃうから。感覚で感じてればいーんじゃない?
て感じで。
この話の主人公は好きになれなかったけど。
話の中にでてくる、雷太、ほのか、主人公、枝理子。
世の中には枝理子みたいな考え方の人間の方がダントツ多いんじゃないのかな。
色々心に残った文がある。たくさんありすぎて覚えてないけど。
『結局、僕には分かっている。 要するに彼女は何にも知りたくはない、ただ感じたいだけなのだ。誰だってそうなのだ。』
『”どうして人間は新しい生命を生み出そうとするのか?”と。 人間がただひとつ意志を発揮する場があるとすれば、他人の生を創造するということだと僕には思える。しかし、なぜそんなことを人間はやらかしてしまうのか、それが僕にはよく分からない。なぜなら、他人の生を生み出すということは、そのまま他人の死を生み出すことと等しいからだ。人を生むことは、その人を殺すということでもある。』
『ーーー 生身の人間に突き当たらずに本や映画を覗いて分かったつもりになれるような事柄は、この世に一つもない。
それだけだ。こうした所謂下等な世間智が枝理子をそそのかし、この世のあらゆる人々を終生おびやかしつづける。たしかにその通りだ。15の小娘だって僕になにがしかのことを教えてくれるだろう。僕の頭の中を一時的に混乱させるようなショックを与えるに相違ない。そんなことは知っている。そしてそれを喜ぶ人間がたくさんいることも。火遊びを滔々と文章にして飽かぬ小説家がいるようにだ。彼らは自らを変えようもなく、ただ脅かされ、つまらない好奇心を刺激されているに過ぎないことを知っているくせに、いつも体験を振りかざして説教じみた嘘をつく。僕はそういう類の人間のいじましさ、二重性ともいえない自分を使ったトリックが嫌いなのだ。人間は生まれたその日からもう何も変わりはしないのに、まるで何かを学び、何かを失い、何か再生されるものがあるかのように信じることの愚かさが許せないだけだ。
〜
自分は自分のためにあるのではなく、ただ他人のためにある。他人があって、初めて朧げなる自分自身があるにすぎない。にもかかわらず、この世界で常に人間を拘束し、徹底的に支配しているものは恐怖だ。愛などではない。愛はよく光に讃えられるが、その光を光たらしめているのは、深い闇にほかならない。
〜』
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