病院の後

本当はちょっと電車で大っきい本屋さんがあるとこまで行きたかったんだけど、そんな体力はもうないから
病院の最寄り駅ちかくのいなげやへ。

中に入ってる小さい本屋さんうろうーろ。
目的の本が見つからない。
結局、買いたかったのみつからなかったから他に興味惹かれたのを購入。

もうへとへと。

だけど夕飯をなんとか調達しなくちゃだから食品売り場をうろうーろ。
当然自炊する元気なんてないです。
色々買ってもう限界。
電車乗ってるのがしんどくてたまんなかった。


 病院の待合室で隣の席に高校生とそのお母さんが座ってて、お母さんが高校生の子に『大丈夫?』
って優しく話しかけてるの聞いて泣きそうになった。私が一番辛かったとき。誰も気付いてくれなかった。
親は何にも気付いてくれなかった。涙出そうになったけど、『あ、自己憐憫だ。』と
思ったら涙が一気に引っ込んだ。

悔しい。体調によって毎日の出来ることが限られるのが。
学校に行くのも一苦労だ。
『休学』という言葉が浮かんだ。
そんなの無理って分かってる。

もしそれができたら。
1年を自由に過ごしたい。デザイン会社でバイトしたい。
もっとじっくり仕事を選びたい。
こんな何ヶ月かでこれからの仕事を妥協しつつ探さなくちゃいけないなんてなんか嫌だ。
体調も万全じゃないのに。
入ってから後悔しそう。
でも私はいつか全部を放り出したい。
そろそろ限界。体が。