最後の講評会

misamiso2007-01-25

真剣に全部聞いた。超疲れた。
教授5人。でもその中に、1年生から何度か授業受けた教授が違うコースの
講評担当でいなくて残念だった。


私の番の講評。ちょっと緊張しつつでも喋り始めたら言いたいことを言えてよかった。
自画像と記憶の絵。
120号の、記憶から描いた風景は、カタチ、技術はもちろん遠近感もあまりなくて
その中にあるモノもバラバラだけど私の中では全て繋がっているものを描いた。
自由に描いた絵。
もしかしたら分かってくれないかも、と思ってたけどちゃんと伝わったみたい。
ほっとした。
『案外こういう子が化けて何十年後か私たちを抜かして先を行っちゃてるかもよ。』と
冗談で言われた言葉が私の中で凄く嬉しかった。もの凄く。

私は明らかに技術を持ってないし下手糞だけどこれからも描き続けようと思った。
『これからどういう絵を描きたいの?』と聞かれて上手く答えられなかった。
記憶の中にあるものを引き出してでも現実を見失わないように、虚構と現実が混じってる絵を描きたい。

色んな人の絵の講評を聞いて、絵を見て、時々泣きそうになった。
最後に教授達が一人一人話してくれて、その中で印象に残った言葉。
『恋人が居ても家族をこれから持っても何よりも一番絵、絵を描いている側には必ず孤独がある』
『女の子だからって養ってもらおうとか考えちゃだめよ、自分自身で自立しなきゃ絵を描いていけない。』
私たちよりも何倍も絵を描いて歳を重ねた教授達の言葉はとてもリアルで身に染みた。
またすこぉし泣いたら鼻水の方が出てきた。

解散してから友達に『さみしーよー悲しいよー』とか言ってたら『や、別に。』と言われて
あ、ぉ、おうそだよね。とおもた。
他の友達にも聞いてみたら『俺家でも描いてるしそんな変わんねーかな。』と言われて
誰か共感してくれ!と思った。


友達と大学近くの定食屋で夕ご飯。色々な人の絵のかんそーを止めどなく述べつつ
家に帰る。
もうすんごく疲れて久しぶりにこたつで寝た。
色んな夢を見た。アトリエも出てきた。
電話かかったり掛けたりして妙に名残惜しい1日。
変な1日。
真面目な日記。
明日も朝から出掛けなくちゃ。新居の契約をしに行く。
関係ないけどケンドーコバヤシが芸人中で1番好きです。