最近読んだ本

暇な時間を持て余している。
大体本読むか、ネットか、(半ば強制的に)絵の練習。
読んでいる本は、今まで1.2回は読了済のもの。

いつか記憶からこぼれおちるとしても (朝日文庫)

いつか記憶からこぼれおちるとしても (朝日文庫)

なんとなく読んだ。内容は、既にぼんやりしている。江國香織や、角田光代は特別好き!てわけじゃないのだけど、なんとなくな気分の時に読む。
なんとなく本読みたいけど読みたい本がない時や、なんとなくもやもやしている時。

今日も夫婦やってます

今日も夫婦やってます

いつもは漫画読んでた。これはエッセイ。どことなく冷めた感じとか、余計な一言だったりとか、あぁ、南Q太っていう人はこういう人なんだなぁ、と。夫婦の関係や、子育て、大分前に読んだ時よりリアリティを持って読めた。漫画の本が好きかな。かつて、サイン会に行った記憶がある。。


豊島ミホは、ずっと読んでいる。自分にフィットする作家なのだ。青春をとても綺麗に書くなぁ、といつも思う。きれいに、とは、決して皆が羨むような青春時代を過ごしている主人公の物語とかではない。えぐい表現や刺激的な表現はないのに、心に突き刺さるものや、ずしんとくるものが毎回ある。たぶん、著者の感覚に共感できるものを自分も少なからず経験したから。
最初は主人公の友人、孝子が好きになれなかったが、徐々に引き込まれた。
お弁当を一緒に食べる子がいなくなって、世界の終わりみたいな気分になっている主人公のシーンとか、もう、なんかなぁ、分かるなぁって…

この本を読んで、改めて金原ひとみに興味を持つ。昔、話題になった時に蛇にピアスやアッシュベイビー等を読んだ記憶があるが、ちょっとグロい感じや自分がいる世界とかけ離れた感じであまり手に取らなくなっていたが、この本は好き。主人公マユは、著者自身だと思う。

星へ落ちる

星へ落ちる

感情垂れ流しな感じ。またしてもこの主人公は著者では?と思う。他人への強い依存具合に終始辟易し、ずっと焦燥感を感じる。もう少し金原ひとみの本を読んでみたいと思う。