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遺書―5人の若者が残した最期の言葉 (幻冬舎文庫)

遺書―5人の若者が残した最期の言葉 (幻冬舎文庫)

うーん… なんかありきたりの文章、ていう印象。踏み込んで書かれてないから、なんかいまいち。
自殺した子供を持つ親に焦点を当てたかったのか、自殺した子に焦点を当てたかったのか、どっちにしてもあたりさわりないところしか書いていないし。
自殺する子が、死ぬ前日まで、直前まで何の変わりもなかったのに、て大体書いてあるけど死にたかったらそんなそぶり見せるわけがないと思った。でもそれまでに何度も小さなサインを出しているはず。
実際の遺書の内容と、遺族の方の、子供に対する思いの文だけがリアルで痛かった。