nattene

misamiso2007-05-13

夜10時頃、家の近くの道路を救急車やパトカーやらが急ぎ足で通り過ぎてって、
その頃うちでは彼氏がそろそろ帰らなくちゃ、て言いつつ近くの公園ふらつこーてなって、
この間駄菓子屋さんで買った小さいボール持って外に出て暗い公園でキャッチボールした。
結構楽しくて何度もボール投げたり受けたりしてたんだけど、
ずっと近くの踏切の音が鳴りっぱなしで彼氏が『なんかおかしくない?』て
言って、そういえば、と思って見てみたらすぐ近くの踏切のちょっと先で電車が止まってるのと
警察とかの人だかりで人身事故が起こったらしい、てことが分かった。
東京での人身事故はしょっちゅうだし、電車もしょっちゅう遅れて
『あーぁ』とか思いながら
動き出した電車に人が詰まった満員電車に乗るコツは入り口背中向けて人押しながら入ってドアの上のヘリに捕まって
ドアが閉まるの待つこと、なんてこと覚えて

でも目の前で、ていうかすぐ近くで起こったばっかりの事故を見ると『迷惑』とか思ってらんなくて
怖くなった。
高校の時、地元の駅で珍しく起こった人身事故の後を見た時も怖かった。
いつか自分が線路に立ってたりして、とか考えてその姿、心境をリアルに想像してしまう。

彼氏は最寄りの駅から帰れなくなったので自転車ニケツして都心の駅まで走る。
丁度いい気温で気持ちいい。けど怖さが抜けなくて困った。
帰り路、もう良い時間なのに駅ちかくの公園でたまってる沢山の人や電気の消えないお店の集まった
雑踏を抜けて変な感覚になる。こんなに都心に住むとは思わなかったな、て何度も思うことをまた思う。
自分の住む街に帰ってきてさっきの踏切の前に行くとまだ人だかりがあって、
その中に混じって踏切が開くのを待った。人だかりの中には焼き鳥屋さんのおじさんもいたりして、
小さな街だなーとか思う。

帰ってきてケータイ見たら、着信履歴に懐かしい名前があって電話した。
それは藝大目指してずっと浪人してた地元の美術予備校時代からの友達で、今年どうなったんだろ、
て気になってて聞くに聞けなかった人。
今年は、私立も受験してこの4月からたまび生になったらしい。
ていうか何年も浪人させてくれる親も凄いな…
久しぶりに喋って、なんか男っぽくなったなーとか思う。ちょっと前までなんか中性的なイメージだった、私の中で。
今日は新宿の都庁に一人で上ってきた、とか言うから『なんで?』て聞いたら風景を描く、みたいな課題が出てるから写真
撮りに行った、て言ってた、
いーなーー
大学生。
とか思いながら事故のこと考えたりして明日仕事だし早く寝なくちゃ。