ある大雨のひ

misamiso2008-05-22

肩に張ったシップがじんじん。
昨日、会社の人が亡くなった。
突然の朝礼に小さな部長の声がちょっと聞こえる。
あんまり聞こえなかった。けど、はしばしに拾った声で、ある課長が亡くなったことを知った。
泣き崩れる人、静かに涙を流す人、多数のボーゼンとする人達。
私はぼーぜんとする人達の一部で、『は?』と思って会社の人達を冷静に見渡した。
変な雰囲気だった。
昨日までふつーに元気だった人。別に病気とか持ってなくていつも笑ってる明るい人だった。
なんで突然?あぁ、これが突然死ってやつ?
過労死?
原因はよく分からないけれど昨日は一日中その人の事を考えてた。私自身はほとんど喋ったことはなかったけど、
同期の営業の子達はとっても慕ってた人だった。
ある同期が、去年、『課長にCDのダビング頼まれてさー、それがアンパンマンのCDだったの。子供に聞かせる為だね。』
て言ってたのを思いだした。まだ小さい子供がいるんだ。
34歳。
いつも顔を合わせてる人が突然亡くなるのは初めての体験だった。不思議な感覚だった。
あの人が?
信じられない。
前日まで普通に元気だったらしいのに。
人ってなかなか死なないけど、簡単に死ぬんだ。と思った。
まだその課長はどこかにいる気がする。透明になって。